躰がエメラルドグリーンで、黒アゲハ蝶の
真っ黒なシルクのような羽根を持つ『川トンボ』。
川岸と水面を行ったり来たりしています。
葉陰で休む時、ゆっくり羽根を広げたり、閉じたり、
その度に美しいエメラルドグリーンの躰が
黒いシルクに見え隠れし、その羽根の開閉のリズムに
私の呼吸を合わせてみました。
静寂のセッション。
ものの哀れを感じるひとときでした。
『第12回リチーネコンチェルト
奥村浩樹テノールリサイタル』を
九月九日(水曜日)開演 十三時半より
ミューザ川崎音楽工房 市民交流室にて開催します。
お時間が許せば是非お越し下さいませ。